【迷ったらこのリール!】19セルテートLT 2500H インプレ

リール

釣りを始めて数年経ち、自分の技術が上がるにつれて初心者の頃から使用しているリールのスペックに不満を持つようになりました。

具体的にはリール重量ゆえのアクションのし辛さや、強力なファイト時のリールフットのたわみ、ロックフィッシュを根に潜らせてしまう等です。

「そろそろ初心者の頃に購入したリールを卒業したい。強く、軽く、頑丈で保守に手間がかからないリールが欲しい。」

そんな不満を感じ始め、リサーチをしている中、DAIWAの19セルテートLT2500Hを発見することができました。

DAIWAは数多くの国内外のアングラーから絶大な支持を得ている釣り具メーカーですが、DAIWAが作るリールの中でも19セルテートは極めて頑強かつ操作性が良いことから、アングラーから極めて高い人気を得ています。

リールのカテゴリー的にはハードゲームの部類に入るのですが、アジング等のライトゲームからショアジギング等のハードゲームまでをカバーするとっても素晴らしいリールです。

この記事では、愛用している19セルテートLT2500Hについて、実際に使って感じた使用感や釣れた魚などについて紹介しているので、19セルテートLT2500Hの購入を検討している人はぜひ参考にしてみて下さい。

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19セルテートLT2500Hの特徴


出典:公式HP

インプレッションをお伝えする前にまず、19セルテート2500Hの特徴を簡単に紹介しようと思います。

19セルテート2500Hの特徴を絞って答えると、以下の4つに集約されます。

①モノコックボディ

②タフデジギア

③マグシールド

④LTコンセプト

モノコックボディ


出典:公式HP

モノコックボディとは、限りなくネジや構成パーツ数を少なくすることで、リールそのものに剛性を持たせた構造のことを言います。

ボディ素材は耐久性のあるアルミ素材です。

極力ネジを使用しないことによる内部空間の空きスペースに、大きなギアを入れることによって、巻き上げトルクも抜群に上がっています。

これにより、例えば大型の魚が掛かった際のリトリーブ時にある、リール本体のねじれやたわみがほとんど無くなり、力強くて安定したファイトができます。

タフデジギア


出典:公式HP

「冷間鍛造+マシンカット」という技術で、極めて頑強かつ緻密に内部ギアが作られているので、巻き心地は非常に滑らかです。

これにより、例えばライトゲームのスローリトリーブの釣りの際に、安定した一定の巻き速度が再現しやすくなっています。

巻く際のがたがた、ノイズがないために、魚のあたりを感じやすく、すぐフッキングできるので釣果も安定します。

マグシールド


出典:公式HP

19セルテートシリーズはすべての機体にマグシールドが搭載されており、リールの重要な内部構造を磁性液体で保護しているので、海水が内部に入らず、錆びにくくなっているので、リール内部が腐食しないとう利点があります。

リールに波しぶきを受けたことが過去に何度もありますが、内部機関が錆びたことは一度もありません。

また、ラインから塩水を抜く時にはシャワーをダイナミックに全体にかけることができるので、メンテナンスも非常に簡単です。

LTコンセプト


出典:公式HP

通常、リールは頑強さを求めれば重くなり、軽量さを求めれば頑強さを失うというセオリーがあります。

当然のことです。

スポーツでも頑強さを求めるラグビー選手はガタイが大きく体重が重いですし、長距離を軽快に走り続けるマラソンランナーの方々はスラっとしていて体重が軽いです。

リールでも同様のことですが、DAIWAは凄まじい技術力でこの軽量さと頑強さを両立させることに成功しました。

そのコンセプトこそがまさにLT(ライト&タフ)コンセプトであり、19セルテートLTにはそのDAIWAのDNAがばっちり組み込まれています。

重量は205g(2500番)と想像を超える軽さで、購入前に手に取って驚いたのを今でも覚えています。

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19セルテートLT2500Hのインプレッション

ここまでで19セルテートLT2500Hの特徴をお分かりいただけたと思いますので、ここからは実際の釣行で使用したインプレッションを紹介しようと思います。

筆者は主にライトゲームからミドルゲームに使用しています。

使用シーズンは冬~初夏といった所です。

主にメバリング、アジング、シーバスを釣る際に活躍しておりますが、不意の大物にも臨時で対応できるのが19セルテートの素晴らしいところです。

以下に使用時のインプレッションを紹介します。

アジング

巻き心地が滑らかなので、一定のリトリーブ速度を保つ必要があるアジングの際にとっても使いやすい。

メバリング

テトラ際や地磯での強引なやり取りが必要とされるメバリングの際にも、頑強で安定したリトリーブができます。

エギング

『ごろた浜シャローエリアにてエギング』

19セルテートLTはボディーが軽いので、エギを楽にアクションさせることができます。

シーバスフィッシング

『メタルバイブを表層リトリーブ、スピードを少し緩めたタイミングで「ドンッ」』

70cm超えのシーバスは想定しておりませんでしたが、19セルテートの頑強さを活かし、普通に引き寄せることが可能でした。

フラットフィッシュゲーム

良型のマゴチのトルコのある引きにも余裕で対抗することができます。

スーパライトショアジギング

『ミノーでブリ』

19セルテートLT2500Hはボディーが金属製なのでふいの青物でも容易に引き寄せることができます。

ロックフィッシュゲーム

『7gのジグヘッドで良型のキジハタ』

テトラ帯での釣行で、キジハタが何度もテトラに入ろうと突っ込みましたが、リールのパワーで根から剥がせました。

チニング

『ジカリグ10gでのボトムバンピングにて、チヌが釣れました。』

どのような場面でも使えるので、チニングの際にも活躍してくれます。

タチウオ

『夕まず目のタチウオ』

時合のタイミングでも、リール自体が頑強なので、タチウオ程度ならがんがん寄せることができます。

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19セルテートLT2500Hハイギアを選択した理由

選択した理由は2つあります。

一つ目は巻き上げ量が多いのでルアーの回収が楽な所です。

キャスト後の糸ふけの回収や、ごろた浜やサーフなど手前にルアーが来た時のルアーの回収が非常に楽にできます。

二つ目は潮の流れを感じやすい所です。

ギアを上げれば上げるほど、巻き上げ量は大きくなりますが、巻き上げトルクは下がります。

自転車のハイギアではひとこぎでたくさんの距離を進められますが、上り坂ではペダルが重くなるイメージです。

リールの場合、潮の流れが速い場所にルアーがさしかかると、リールの巻きが重く感じられるので、潮の流れが効いている場所を手ですぐに感知できます。

これによって潮の流れが効いている場所を重点的に攻め、あえてルアーを遅くしててアピールしたり、アクションを付ける等の戦術を積極的に取ることができ、結果としてよい釣果が得られることができます。

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19セルテートLT2500Hでより良い釣りライフを!

19セルテートLT2500Hは強く、軽く、滑らかな巻き心地、頑丈で保守に手間がかからないリールが欲しい。という悩みを取り除いてくれる、釣り人の強い味方です。

自分も購入する前は「この軽量さで本当に頑強なのか?」と思うふしもあったのですが、実際に使用してみて、メーカーが言っていることが本当だということが分かりました。

間違いなく買ってよかったリールナンバーワンだと確信を持って言えます。

この記事を読まれて興味を持っていただけた方は、是非釣行の相棒にしてみてはいかがでしょうか。

これから様々な釣り場で色々な種類の大型魚を仕留められることを応援しております。

最高の操作性と強靭なパワー、DAIWAリールの最高性能をぜひお楽しみください。

DAIWA 19セルテートLT2500-H

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